大学生活の過ごし方
今日はゼミの追いコンでした。私もついに追い出される側に…笑
何というか月日が経つのは早いもので、大学生活も事実上の終了。社会人になる前にやるべきことをぱーっとやるだけ、となってしまいました。
少し話は変わって、大学生活というものについて、最近聞いた言葉で面白かったのがあります。
大学生活を遊んで過ごしたり、部活等に打ち込んだ人は、「もっと勉強しておけばよかった」と言う。
大学生活を勉学に打ちこんだ人は、「もっと遊べば良かった」と言う。
どちらも頑張ってきた人は、「どっちも中途半端だったから、どれかに絞って力を入れれば良かった」と言う。
という言葉です。確かにそう言われる傾向ってあるなぁと思いました。これが一概に言われてるなんて到底言えないですけど。
これを読んで感じた、大学生活をどのように過ごすべきか、というものについて私の恣意的な考えを少し書かせて頂きます。
大学生活をどのように過ごすべきか
私は、大学生活は主に4つの事をすべきと考えています。
- 打ちこめるものを一つでも見つける
- 色々な人と交流を持つ
- 読書
- 人生設計をする
勉強しろなんて一言も言いませんよ。正確には、全部勉強になってるからです。そして、その打ち込むことが勉強であってもいいし、
それぞれの事について、詳細に述べていきたいと思います。
打ちこめるものを見つける
何故これが必要かというと、自分が打ちこめるものがあってこそ、パフォーマンスが発揮できるからです。
パフォーマンスを発揮するという事にも関連して、「趣味からの+α」こそがその人のカラーになっていくからです。
打ちこんだものが生涯の宝になる!とかみたいな陳腐な事は言いません(笑)それもあるんでしょうけど、まだ卒業していない私は、まだ分かりません。高校時代の思い出とかは宝ですが。
何かに打ち込んだ経験がある人ってやっぱり魅力的です。それが趣味だろうと、本気で打ち込んでいることに対しての話って魅力的だと私は思います。それが、自分にとって興味がない事でも。
大学生になることというのは、言ってしまえば世界が広がるという事でもあります。これに打ち込みたいんだ!という魅力があるものも幅広く存在しています。それに自分が熱心に取り組むことは、その人の価値を高めていく事に繋がると私は考えています。まぁ反社会的なものに取り組むのはどうかと思いますが。いずれにせよ、それはアイデンティティの形成でもあると思います。
私が以前読んだ本の
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プライベートからその人の価値が生まれる
自分の趣味を、仕事に応用して顧客から満足度を得られた、というケースからです。仕事に関しては遅かれ早かれ1人前になるのだから、自分だけの負けないものを生み出すという価値創造は、そのようなプライベートから決まるというものです。
少し話は変わりますが、社会人のあるものと学生のあるものを比べればそれについてもわかりやすいでしょう。
社会人…金銭的余裕、自立
学生…金銭的余裕がない、時間がある
これらの要因を総合して、私は時間がある学生は打ち込めるものに打ち込んで欲しいと考えています。
色々な人と交流する
これは完全に私の主観でこう言ってます。刺激を貰ったという経験則です。
普通に生活していると、閉塞的なコミュニティに留まってしまいます。いつも同じメンツで………というように。親友に値する友人を作る事も非常に大切ですが、それだけをしていろとは私は思いません。何故なら、自律的成長はそのような場で得られるのか疑問だからです。もちろんその中でイベント運営しましたキリッ とかいう事もあるのでしょうけど、新しい刺激というのは無いでしょう。
私は色んな内定者と関わる機会があり、そこで各々の思いや考え方に刺激を受けた経験がありました。ダーツを通じて色々な社会人や学生と交流したことで、新しい世界を見たり勉強になることが多々ありました。そこで受けた刺激や学びから、自分はどうしていけば良いのか、という指針も得たり、自分の改善点を得たり……など様々な事を得られたと感じています。
そしてそこで、自分が尊敬できる人を見つけて下さい。それだけで自分の目指すべきものが定まってきます。
少し変わって私の恣意的な考えとして、色々な人と交流することは自分をもっと良くすることに繋がる、というものがあります。何故かというと、刺激の存在は自分の中に内在するものを増長させたり、新たな力を生み出したりします。色々な人と交流することで、こういう人が苦手だ、こういう人間になりたい、こういう所を学ばなくてはいけない、などと色々なものが生まれます。
これらから、コミュニティを広げることのメリットは大きいので、色々な人と交流すべきだという考えに至っています。
読書
これは私の反省にも含まれています。読書をするという事がいかに大切か、親からも先生からも聞かされて育ったと思います。
以前私は知のリンクについて話しました。
知識は体系化されてこそ意味がある
http://d.hatena.ne.jp/eighty_s_cafe/20110122
読書は知を得るのに非常に有効なツールです。何故かというと、一人以上の人間が考えて生み出した集合知を安価な価格で得ることが出来るからです。例えば、「バカの壁」の著者の養老氏に来てもらって講演してもらう、という状況を想定してください。出費はとても大きいと思います。そのような人が知識を絞って作ったものが高くて数千円で買えてしまうんです。お買い得です。
色々な知識を吸収することで自分の行動に改善が出来たり、自分の考えの選択肢を広げたりする事が可能になります。更に知識がリンクすることでこれまで繋がらなかったものが、繋がっていく事も多々あります。知識は体系化されてこそ、意味が生まれます。その知を得るためのツールとしてうってつけなのが、本であるという訳です。
それだけだと、専門書や新書、啓発本などを読めよ、と言うような言い方だったのですが、小説も読む価値はかなりあるものです。小説は、人生を疑似体験する、様々な言い回しや言葉がある、その登場人物の心理を読み取る、という点で学ぶ事は多々あります。物語を小学生の時から国語の授業で読む機会があったと思いますが、何故それを読ませるのか考えた事はありますか?
それは2つあると考えています。1つ目は伝えたいことの正確な理解と、正確に伝えることを学ぶため。いわゆる論理性の発育が目的です。2つ目は教養や気持への理解を深めるため。小説や論文(言い方を忘れました…)などから、考え方の発育や生きていくために必要な言葉を覚えさせるというものです。そのように、小説などの文章自体が知識だけではなく、私たちの言語的能力を高めることにも繋がってくるわけです。
ですが、これだけだと読書が必要だ!という主張に終わってしまいますよね。じゃあ大学に入って読書すべきな理由は何?と聞かれたら当然こう答えます。大学生は読書にかけられる時間が圧倒的に社会人より多いからです。
本をじっくり、様々なジャンルを股にかけて読めるのはおそらく大学時代でしょう。受験などを考える高校時代よりも、余裕を持って読書に時間をかけられるのではないかと思いますし、社会人のような時間的制約がない中で本を読めるという環境を大切にすべきだと思います。私も反省してます…苦笑
おかげで、私は大学4年生になって本を読むクセを付けて、本を読むようにしました。読んだ本の数は大学4年目だけだと40冊、漫画や小説等を総合すると恐らく80冊は最低でもいっています。それくらい読書は大切だと思っています。
人生設計をする
最後になりました。今日の文章は長くてすいません。
人生設計をする、というのは人生における短期的・長期的な具体的な目標を考えたり、どういう人間になりたいのか、と総合的に考えることです。何故これかと言えば、それに関してゆっくり考えられる最後の時間だからです。
〜年後にはこういう人間になりたい、と思ったら今何をすべきか、今後どうしていくべきなのか、を考える事が重要なんだと思います。
大学生活は、このスタートダッシュを切れる期間でもあります。どうなっていきたいか、それを考えられるのは今の社会だと、社会に出ていない大学生のうちに考えるべきものです。特にそれが早いに越したことは無いと考えています。だから、大学生の早いうちに自分の目標やあるべき姿を設定し、どうしてそうなりたいのか、そして実現にはどうすればいいか、を考えて欲しいと私は考えています。
結論
この今まで言った、4つの事。打ちこめるものを見つける、色々な人と交流する、読書をする、人生設計をする事は、大学生活においてやっておくべきことだと思います。実際に私の反省点も含んだ上の話です。実際色んな事を経験したのは、正直自分にとってはプラスだったと感じています。どっちかに絞れば良かった、とはそんなに思っていません笑
もし大学に新しく入る人や、大学1,2年の方が読みましたら、この話を心の隅においていて頂けたら幸いです。勿論私の話が全てではないですし、間違ってる!という人もいるかと思います。疑ってください。本当にそうか?と自分で考えて下さい。それは自分の考えも、私も考えも。信じる道に突き進んで欲しいと思います。新大学生になる皆さんには特に。